小樽市の大森産業様へコンパクトな缶びん選別プレス機を納入いたしました
有限会社 大森産業 様
- 業種
- 総合リサイクル業
- 主な対象物
- 空き缶
- 目的
- 老朽化による設備更新
- 導入設備
- 缶びん選別プレス機
北海道小樽市で一般廃棄物、産業廃棄物の収集運搬・中間処理業を行っている大森産業様へ缶びん選別プレス機を納入いたしました。
RPF製造事業検討のご縁でお声がけいただきました
大森産業様は、木くずや廃プラを原料にしたRPF製造事業を検討されていました。その際、フジテックスにお問い合わせいただき、事例のご説明、設備のご提案をさせていただいておりました。最終的にRPF製造は事業化には至らなかったのですが、その時のご縁で今回のお話をお声がけいただきました。
缶・ビン・PETボトルのリサイクル処理機は16年間使用しており、老朽化が目立ってきておりました。設備の入れ替えに伴い、設置スペースをコンパクトにしたいというご要望をいただきました。
設置スペース、現在の処理の流れ、処理量を確認させていただき、ユニット式で省スペースの缶びん選別プレス機をご提案しました。既設機がスチール缶とアルミ缶を別々にプレスしていたため、同様のツインプレスをご用意しました。
自治体等の集団回収の委託で集めた缶・ビンを選別テーブルに乗せ、破袋。手選別で混入したPETボトルを除去して、缶とビンをコンベアに流していきます。磁選機でスチール缶、アルミセパレーターでアルミ缶を選別して、プレス。残ったビンが別口から排出される流れです。
既設機に比べて設置スペースがコンパクトなため、作業スペースを大きくとることができました。
設備更新をして地域に貢献
大森産業様は、2019年で設立40周年を迎えた小樽市で唯一の総合リサイクル企業です。近年は、日本各地で災害によって、突発的に大量の廃棄物が発生することがあります。今後も老朽化した設備を入れ換え、もしもの時にも地域に貢献できる体制を作っていかれるとお話をうかがいました。
フジテックスでは、全国各地に8か所の拠点を構えております。我々も日本全国各地の設備導入を迅速にサポートできるように、益々体制を強化して参りたいと思います。
有限会社 大森産業
1979年に北海道小樽市に設立された総合リサイクル企業。一般廃棄物、産業廃棄物の収集運搬と中間処理を手掛け、木くず、古紙、発泡スチロール、PETボトル、プラスチック、金属くずなど幅広い対象物の処理・リサイクルを行っています。