宮城県でも数少ない使用済み太陽光パネルリサイクル事業を開始。

製品名太陽光パネルリサイクル機器 商品コードE371

株式会社宮城衛生環境公社 様

業種
リサイクル業
主な対象物
太陽光パネル
目的
廃太陽光パネルのリサイクル
導入設備
廃太陽光パネルリサイクル設備

「明るい衛生環境づくり」を会社の理念として、宮城県仙台市で廃棄物の適正処理や清掃業をおこなわれている株式会社宮城衛生環境公社様。今回社会課題の解決に伴う新規事業展開を構想され、宮城県でもまだ事例の少ない使用済み太陽光パネルリサイクル設備を納入させていただきました。

地域の埋立地を逼迫する懸念、中間処理業を開始

宮城衛生環境公社様は、産業廃棄物・一般廃棄物の収集運搬や清掃業、そして安定型の最終処分場を運営されています。全国平均で残余年数が残り約20年とされている最終処分場ですが、不法投棄や環境汚染の観点からも今後新たな最終処分場の確保は非常に難しいとされています。

FIT終了に伴い、数年後には太陽光パネルの大量廃棄が行われると予測されています。そこで、地域の埋立逼迫の懸念もあり、今回地域および社会課題解決をテーマに「使用済み太陽光パネルリサイクル」に取り掛かった宮城衛生環境公社様。中間処理業は会社として初めての取り組みとなり、また事業自体、宮城県ではまだ事例の少ない新規事業となります。


▲設備の一部

テーマは「地域の雇用を生む事業」、設備選定にもこだわりが

今回お客様にフジテックスを選んでいただいた理由は2つあり、「知見や情報」と「テーマに合った設備提案」が挙げられます。

フジテックスの環境事業部では35年以上設備選定やメンテナンスの現場ノウハウを培っており、導入後のリサイクルルートを含め、商社ならではのオーダーメイド提案が可能です。定期的に中小企業診断士と開催している無料補助金セミナーも、多くのお客様にご好評いただいております。

今回活用した補助金について

数ある補助金の中、実績もある「みやぎ産業廃棄物3R等推進事業費補助金」を活用されました。
この補助金は、産業廃棄物の発生抑制や再資源化等の推進を目的とし、宮城県内の産業廃棄物の3Rなどに必要な設備機器の購入、製品の研究開発、製品の販売促進等の経費を一部補助するものです。

使用済み太陽光パネルリサイクル事業を構想される際、「地域の雇用を生む事業」というテーマを掲げていた宮城衛生環境公社様。設備は安全性が高く、老若男女問わず簡単に操作できるものを希望されていたため、ブラスト式の設備を提案いたしました。

新たな営業品目が増え、社内のモチベーションも高まる

収集運搬、最終処分の許可に続き、新たに中間処理の許可取得をされますが、これまでの廃棄物処理のノウハウも蓄積されていることから、今後の成長が期待されます。新たな営業品目も増え、社内でも社員の意識やモチベーション向上にも繋がるとのことです。

宮城県では数少ない使用済み太陽光パネルリサイクル事業となり、事業の拡大が見込まれております。もともと行政のお仕事を長く行っている実績から、関係性も強く、一般家庭から発生する使用済み太陽光パネルの処理先としての候補としてもあがっているそうです。


▲社員が操作する様子


▲剥離されたガラス

今後の展望

今回新たに中間処理業をはじめられたこと以外にも、自家消費型太陽光発電設備の導入など再エネの取り組みの推進、収集運搬車両を次世代車両等にすべく、環境に配慮した企業指針を実行している宮城衛生環境公社様。

埋立の社会課題以外にも、現在少子高齢化社会に伴う課題解決も構想されており、今後も新しい事業への展開を考えているとのことです。

株式会社宮城衛生環境公社

https://www.miyagi-ek.co.jp

2019年、「再エネ100宣言RE Action」に宮城県第一号として参画し、これまで経営方針では、 ESG(環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance))に視点を置きSDGsに取り組む持続可能な企業を目指すことや、SDGsを見据えた脱炭素+本業での社会貢献と持続可能な企業と社会を目指すことなどを表明してきました。企業方針として2050年のカーボンニュートラルに向けて、私たちの事業を通じてサステナブルな社会の実現に向けて挑戦していきます。

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