福井県初の廃太陽光パネル処理施設、2022年冬より稼働
株式会社アメニティウエルネス 様
- 業種
- 廃棄物処理業
- 主な対象物
- 廃太陽光パネル
- 目的
- 新規事業の立ち上げ
- 導入設備
- 廃太陽光パネルリサイクルライン
「人と街と地球に優しい環境リサイクルの実践に取り組む」、福井県鯖江市の株式会社アメニティウエルネス様。今回新規事業立ち上げのご相談をいただき、太陽光パネルリサイクル設備を一式納入いたしました。
▲設備全体像
▲近隣の学生さんたちと環境学習の取り組みを日頃から行なっておられます。今後、太陽光パネルリサイクルの学習も行う予定。
主要事業から心機一転、新規事業の立ち上げへ
アメニティウエルネス様はもともとRPF固形化、再生骨材製造、そして福井県鯖江市の容器プラリサイクルの委託を主な事業領域とされていました。今回、これまで展開されていたRPF固形化事業を別会社に譲渡されることとなり、新たに新規事業を検討されていた際、弊社フジテックスへお声がけいただきました。新規事業で使用する設備は空いたスペースに合わせてカスタムする必要がございました。フジテックスでは、限られたスペースや建屋の形に合わせたレイアウト設計のご相談も承っており、今回もお客様の用途、ご要望、希望サイズに合わせてご提案させていただきました。
グループのネットワークを活用。補助金も採択されました。
アメニティウエルネス様のグループ会社のひとつである株式会社福岡組様は、同じく福井県鯖江市にて解体土木工事・造園工事を行っております。発電事業も行われているアメニティウエルネス様と、土木事業で太陽光パネルの設置工事の実績がある福岡組様のネットワークや知識を活かせると確信し、廃太陽光パネルリサイクル処理事業の検討が開始しました。
今回事業再構築補助金にも見事採択され、計画が本格始動したタイミングで、弊社フジテックスからのリサイクルルートのご紹介、見学や破砕テストのご案内、またこれまでの廃太陽光パネルリサイクル設備の導入実績なども評価いただき、他社と比較検討されたうえでフジテックスを選んでいただきました。今回限られたスペースでの設備設計だけでなく、リサイクルルート先の受け入れ規格に合うよう、設備自体もカスタムいたしました。
小学生たちの学びの場、行政から任命
廃太陽光パネルリサイクル処理事業は、2022年12月より稼働しております。
福井県初の廃太陽光パネル処理施設ということもあり、稼働前から行政より見学拠点として指定できないかという相談があったそうです。すでに近隣の学校から見学の予約も入っており、今後学生たちにとってリサイクルの学びの場としても活用されます。
株式会社アメニティウエルネス
私たち株式会社アメニティウエルネスはこの大切な地球を、「先代たちからの授かりもの」としてだけでなく「次世代たちからの預かりもの」として誇らしく受け継がせるものを残してゆくことが大きな責任だと考えます。株式会社アメニティウエルネスは「資源の循環」「リサイクルの方法」について常に多角度的に研究し、「人、街、地球に優しい環境リサイクルの実践」を通して社会に貢献して行く所存です。