12年使用した選別プレス機の入れ替え。ランニングコストが低下、生産性が向上。
新しく設置したツインプレス機。
既設機の搬出作業中です。
首都圏で行政委託の一般廃棄物処理、産業廃棄物処理を行っているお客様の缶プレス機の入れ替えを行いました。
約12年前に弊社で缶びん選別プレス機を納入いたしました。定期的なメンテナンスを行いながらご利用いただいていましたが、老朽化が進み、メンテナンス費が増えていました。缶・びんなど飲料容器の処理はまだまだあるため、新品の同型機への買い替えを行うことになりました。
アルミ缶とスチール缶のプレス室が別々になっているツインプレス仕様です。アルミ缶は500×500mm、スチール缶は350×350mmでプレスします。
同型機ではありますが、12年前と比べると、モーターの省エネ性能が増しています。プレス機のモーターなど油圧ユニットは、プレス機が稼働する際にしか起動しないようになりました。自動車のアイドリングストップ機能のようなもので、消費電力の削減の他、各部位の消耗低減にも効果があります。当時より少ない作動油でプレスでき、ランニングコストが低下、生産性が向上しています。
設置スペースも小さくなっています。
古い機械の搬出と、新型機の搬入設置でおよそ2日間の作業でした。
古い機械はオーバーホールして、中古品として弊社で買取、販売いたしました。新しく空き缶処理を始める方には、低コストで導入できる中古品の方が人気があります。