自社完結による固形燃料等の製品化に向け、限られたスペースでも設置可能なDYZZERを導入。
株式会社ウエステック山形 様
目的 | 軽量資材、ガラス砂製造に次ぐ第三の事業を目指して |
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導入設備 | 小型RPF製造ユニットDYZZER |
都道府県 | 山形県 |
企業URL | https://wastec-y.co.jp/ |
業種 | 廃棄物処理業 |
主な処理物 | 廃プラ、木くず、紙くず類 |
補助金活用 | 事業再構築補助金 |
導入のきっかけ
ウエステック山形様は破砕機の老朽化に伴い、設備の入れ替えをご検討されていました。
破砕対象の廃プラ類は焼却や、セメント向け燃料へリサイクル費を支払って行っていたため、固形燃料等の製品化まで自社完結させる構想がありました。しかし、建屋内のスペースも限りがあり設置スペースの確保が課題となっていました。
導入設備を選んだ理由
当社よりご提案させていただいた「小型RPF製造ユニットDYZZER」は、低温でRPF成型が可能な空冷方式を採用しており、排水設備等も不要でコンパクトな設計となっているため、限られたスペースでも設置が可能です。
実際に導入されたユーザー様の工場で見学を行い、設置スペース、作業オペレーション等も問題なく自社でも運用が可能とご判断頂き導入に至りました。
既存事業で取り組んでいる廃ガラスをリサクルするガラス砂製造事業、ガラス発泡資材製造事業の2種目に続き、DYZZERを活用したRPF固形燃料製造事業が3種目の製品化事業として収益の柱となることが期待されています。
補助金の活用について
今回は事業再構築補助金を活用しての設備導入となりましたが、ウエステック山形様は補助金を活用しての設備導入は初の試みでした。
弊社にて事業計画書の作成や補助金活用時の注意点、補助金の申請から設備導入まで一気通貫でサポートさせて頂きイニシャルコストを抑えて設備導入することができました。
▲設備の全体像
▲破砕された廃プラスチック類
▲成型された固形燃料(RPF)