RPF固形燃料の品質管理を安定させるために、プラスチック判別装置を導入。
株式会社ナカダイ 様
- 業種
- 産業廃棄物処理業
- 主な対象物
- プラスチック
- 目的
- プラスチックの判別、および選別
- 導入設備
- プラスチック材質判別装置
安定的なRPF固形燃料の品質管理に向けて、プラスチック判別装置を導入。
群馬県で産業廃棄物・一般廃棄物の処分業を営むナカダイ様では、回収したプラスチックのうちリユースできないものを、再生利用できるものはマテリアルリサイクル、再生利用できないものをサーマルリサイクルしています。今回は、いままで目視で行っていたプラスチック選別作業の効率化のため、プラスチック判別装置を導入いただきました。
導入前の課題
PVC(塩素)の選別に手間がかかる
RPF固形燃料の品質を安定させるためには、PVCを混ぜないよう、選別しなければいけません。選別は目視で行うため、手間がかかります。
現場作業員の判別スキルの差
現場作業員の経験値により、選別のスキルに差があることに対し課題を感じられていました。
健康面での懸念
目視で確認してもわからない廃プラスチック類については、塩ビチェッカーを使用し、炎色反応で選別します。場合によっては燃やした煙の臭いで判断しており、健康面での懸念もございました。
プラスチック判別装置の活用シーン
▲主にPVCや、材質の記載がないプラボトルなどで活用いただいております。
プラスチック判別装置を導入してよかった点
選別率の向上
的確に不要なプラスチック類の選別を行えるため、選別率の向上、およびRPFの品質の向上に役立っているとお声をいただいています。
コンパクトで持ち運びも楽
お客様先や引き取り先へ持ち運びできるサイズ感を評価いただいております。
社員教育に活用
社員教育用に活用することにより、プラの材質特性などを把握できます。プラの材質により、リサイクル方法も異なり、最適な方法はなにか、という点を社員一人一人が考えられるきっかけになったとのことです。
低価格のため、導入がしやすい
他社比較をすると5分の1の導入価格になるため、コストも評価いただけました。
株式会社ナカダイ 様
ナカダイは、誰かが不要と判断した“モノ”について、「使い方を創造し、捨て方をデザインする」=リマーケティングビジネスを展開する会社です。
リマーケティングビジネスを通して、モノと人、モノと環境の新たな、よりよい関係を築いてまいります。