家電取付後に残る大量の梱包材の処理費用を劇的に改善
発泡スチロールを溶かして固め
プラスチック原料として売却へ
フィルムや袋などのプラスチックは
圧縮梱包し有価買取へ
家庭向けに家電品の運送および工事などを行われている工事業者様に発泡スチロール減容機と圧縮梱包機を納入しました。
お客様は主に家電量販店の依頼で、エアコンや洗濯機などの配送と取付工事を行っています。取付後に残ってしまう段ボールや発泡スチロール、フィルムなどの梱包材を持ち帰り、廃棄物として処理をされていました。廃棄物は費用を支払って処理会社に依頼しなければならないため、処分コストの削減を検討されていました。
お客様からの紹介がきっかけでした。
フジテックスでは、同じ業態の工事業者様に発泡スチロール減容機と圧縮梱包機を納品させていただいた事がありました。今回のお話は、そのお客様からの紹介がきっかけでした。
発泡スチロール、プラスチックフィルムの発生量をお聞きし、20kg/hタイプの発泡スチロール減容機と小型の圧縮梱包機をご提案しました。ちょうど新センターを開設するということでしたので、開設に合わせて納入させていただきました。
コストがなくなり、利益が発生
発泡スチロールは体積のほとんどが空気です。そのため、溶融すると体積が約50分の1になり、保管や輸送がしやすくなります。溶かして固めた発泡スチロールは、プラスチック原料として売却できます。納入した機械は、発泡スチロールを1本8~10kg程度の筒状のインゴットに成型します。
新品の製品梱包に使用されていたため、フィルムや袋などのプラスチックは、非常にきれいな状態でした。そのため、圧縮梱包することにより、金額はほとんどつかないながらも、有価物で引き取ってもらえるそうです。
センターの廃棄物処理費用がほぼなくなり、売却益があがっています。担当の方からは、数年で初期投資を回収できる見込みだとお聞きしました。
今回は、発泡スチロール、プラスチックの買取先を既にご存知でしたが、フジテックスからご紹介することもできます。
発泡スチロール減容機や圧縮梱包機は小型のラインアップがあり、設置スペースをとりません。機械の仕組みは単純なので、メンテナンスや従業員の操作教育も最低限で済みます。廃棄物の発生場所で、導入しやすい機械です。