防火設備を導入し、火災リスクの大幅低減・事業安定化を実現。
株式会社エコクリーン・アイ 様
目的 | RPF製造ラインでの火災対策 |
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導入設備 | 防火設備 |
都道府県 | 福井県 |
企業URL | https://fk-ecoclean.jp/ |
業種 | 産業廃棄物の中間処理(破砕・固形燃料化、固形燃料化) |
導入のきっかけ
株式会社エコクリーン・アイ様の工場では、RPF製造のための破砕工程で火花などが時折発生し、それが火災につながるリスクがありました。
近年のリチウムイオン電池の普及により、禁忌品であるリチウムイオン電池が破砕品に混入するケースが増えており、火災のリスクが増加していました。
火災が発生すれば、被害額は数千万円から数億円に及ぶ可能性があり、対策が重要となっていました。そこで、火災を最小限に抑えるために防火設備を導入し、火災の延焼を防ぐことを目指されました。
導入設備を選んだ理由
設備を選定された理由は、いくつかの重要なポイントがありました。
既存設備に防火、消火設備の導入する場合は、大規模な改修工事を伴うのが一般的ですが、可能な限り改修期間を短縮して欲しいとの要望を頂き、工期面、費用面を最小限に抑え、既設ラインに設置可能な設備選定と設計を行い、ご提案させていただきました。
防火設備の導入により、火災リスクを大幅に低減し、事業の安定化を実現。また、従業員や近隣住民に対する安心感の提供も可能となりました。
今後も火災リスクの低減をはじめとする安全対策を強化し、持続可能な廃棄物処理を通じて地域社会に貢献していかれるとのことです。
▲既設のRPF製造ライン
▲防火用配管
▲コンベア上に散水するための配管