ARJESの導入で破砕効率向上と大型雑品の処理量増大
有限会社高山金属 様
目的 | 既存設備では困難だった大型雑品の処理 |
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導入設備 | ARJES IMPACTOR250 evoⅡ |
都道府県 | 鹿児島県 | 企業URL | https://www.takayama-kinzoku.co.jp/ | 業種 | 鉄・非鉄金属のリサイクル事業 |
主な処理物 | 小型家電、スクラップなど |
導入のきっかけ
高山金属様は60年以上にわたり鉄および非鉄金属の再資源化事業に取り組んでおり、2023年10月に鹿児島県内で初となる環境省・経済産業省による小型家電リサイクル法認定事業者としての大臣認定を取得しています。
今回、既存プラントへ投入する品物の前処理(一次破砕)を行うことにより、破砕効率の向上と処理量の増大、既存設備の負荷軽減と延命、これまで既存設備に投入できなかった大型雑品の処理を可能にする目的で、移動式二軸破砕機(ARJES IMPAKTOR250evoⅡ)を導入いただきました。
▲大型雑品
導入設備を選んだ理由
ARJES IMPAKTOR250evoⅡは移動式破砕機の中ではコンパクトでありながら、破砕対象物の抵抗に応じて破砕軸の回転を自動制御するアシンクロモードにより、通常難処理物とされるものを含め多種多様な対象物を破砕することが可能です。
昨年、1,000トンを超える小型家電・雑品等の処理を行ってきましたが、今回の破砕機導入により、年間処理量を1.5倍を目標に拡大予定です。
また、今後の展望として『地政学的リスクによるレアメタルの国内循環の必要性が高まり、都市鉱山と呼ばれる使用済小型家電・雑品スクラップの適正なリサイクルがより一層求められてくると考える。今後も県内唯一の小型家電リサイクル法認定事業者として、カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーに寄与する企業活動を進展させていきたい。』
とお話しいただきました。
▲破砕室
▲破砕後

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