高メンテナンス性・超強力な破砕能力を実現、ARJES導入。
株式会社環境整備 様
- 業種
- リサイクル業
- 主な対象物
- ロールフィルム、廃プラ
- 目的
- 処理困難物の破砕
- 導入設備
- ARJES VZ950 titan
処理困難物も難なく破砕
今回、岩手県内を中心に、産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処理業を展開されている株式会社環境整備様へ、大型自走式二軸破砕機ARJES(アリエス)を納入させて頂きました。環境整備様では、処理困難物であるロールフィルムや、軟質プラに、多くの作業時間を費やされており、破砕機の逆転や、負荷による停止で作業がまるで進まないという状況が多発していました。その結果、破砕機に常に高負荷がかかる事で、メンテナンスに多大の時間とコストを掛ける結果となっていました。
今回のARJESの納入により、破砕能力に余裕を持たせることで問題の解決を考えられており、作業時間の短縮により、手の回らなかった場内の業務改善を期待されています。
シャフトごと交換できるカセットシステム
高いメンテナンス性
環境整備様では、コマツ社製のBR300Sを使用されていました。代替機械の更新を検討されている中でARJESをご紹介し、従来の処理困難物を難なく処理する高い破砕能力とメンテナンス性の高さ、低ランニングコストをご評価いただき、ご導入に至りました。ARJESの最大の特徴は、その強力な破砕能力と、瞬時に破砕室の交換が出来る『カセットシステム』です。肉盛り溶接ができることに加え、シャフトごと交換が可能の為、高メンテナンス性が実現しています。対象物によって破砕シャフトを選ぶこともでき、刃物メンテナンスで破砕機を止めることがない、最先端の破砕機です。
また、以前は固定式の破砕機を使われておりましたが、移動式を使うことで、作業エリアの拡大や、作業のバリエーションが増え、効率が非常に良くなったことにメリットを感じて頂いております。
ARJESで前処理をした後、焼却施設で処理
破砕テストも受付中
環境整備様では、盛岡中間処理場に焼却施設があり、熱利用で発電もされており、施設全体の使用電力の20~30%は自社発電です。また、水銀使用製品について法改正がありましたが、以前より蛍光灯、乾電池のリサイクル事業を行われており、北海道の野村興産様へ搬出されています。リサイクルセンターでは、排出事業者のニーズに対応し、安心して頂ける収集運搬業者であるべく、岩手県内全域を運行されています。
地域に貢献される企業様へ貢献できるよう、フジテックスは引き続き、課題を抱える企業様へご提案して参ります。過去の破砕テストの様子を動画にし、当社WEBサイトに掲載しております。実機見学や破砕テストも随時ご予約承っておりますので、ご希望の方はお気軽にお問合せください。
株式会社環境整備
「豊かな自然・環境保護存続を使命とし技術革新に努め、産業廃棄物を通し、広く社会に貢献する。」を経営理念に、収集運搬から中間処理までの一連の処理体制を、岩手県を中心に展開されています。