シャワリング機構をつけたガラスビン破砕機で中身入りビンの処理を効率化
株式会社京葉興業
- 業種
- 廃水処理業、産廃・一廃業
- 主な対象物
- 空きビン、中身入りビン
- 目的
- 作業効率の向上
- 導入設備
- 中身入ガラス瓶破砕機
産業廃棄物処理大手の京葉興業様に中身入りガラス瓶破砕機を納入しました。
廃水処理を専門としている新砂工場では、飲料メーカー様から排出される期限切れの中身入り製品の処理を行っています。
既存設備では、スチール、アルミ、PET破砕を兼用しており、切り替え時の手間や刃の摩耗、ガラス片の除去に悩まれていました。
ワインボトルの処理依頼も増えてきており、作業効率を上げるため、缶類同様にビン専用破砕機の導入をご検討されていました。
以前から、設備のご提案や情報提供をさせて頂いていたご縁もあり、フジテックスにご相談いただき、具体的な設備計画がスタートしました。
シャワリング機構をつけて残液の処理も効率化
対象物を伺うと、空ビン・中身入りビンの両方が発生するということでした。そのため、破砕機のフレームをステンレス(SUS)に変更し、さらに破砕室内を洗浄できる給水・排水機能を付けたシャワリング機構にし、空ビン・中身入りビン両方の処理が兼用できる仕様でご提案しました。
ステンレス仕様。シャワリング機構つき。
破砕後の対象物は、固形物と残液が共に排出されます。残液を排水して、固形物を選別するスクリーンをつけた特注の受け箱をお客様にご用意いただききました。
破砕後のガラスびん
ご用意いただいた受け箱は、ガラスビン破砕機の架台に予定通り収まり、さすが社内にエンジ部門を持たれる京葉興業様だと感じました。
今後はより少ない時間でガラスビン処理が可能になります。中身入り製品処理にお困りの方へ、最適なリサイクルをご提案していきたいとのことでした。この度はありがとうございました。
株式会社京葉興業 について
東京・福島に排水処理プラント、焼却処理プラントを構え、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、ガラスなどの幅広い品目の収集運搬からリサイクルまでを手掛けています。