製鋼工程における作業効率の向上、高騰止まらぬ電気代削減へ貢献

製品名超強力 二軸破砕機 ARJES(アリエス)シリーズ 商品コードE299

JFE条鋼株式会社 様

業種
製造業
主な対象物
ダライ粉
目的
ダライ粉の破砕
導入設備
ARJES Impaktor 250 evo

鉄の削りくず「ダライ粉」を粗破砕するため検討

JFE条鋼様が回収する鉄スクラップは、霜気炉を通し新たな鉄鋼製品へと製造されています。建築材、自動車、空き缶など様々な品目が回収され鉄スクラップとなりますが、今回「ダライ粉」の 処理に専用の破砕機を探されており、ARJESインパクターをご検討頂きました。

ダライ粉とは機械で金属を加工する際に発生する、 削りくずです。ダライ粉以外に、切粉(キリコ)とも呼ばれています。

電気炉ヘダライ粉を投入する作業をスピードアップ

ダライ粉が新たな鉄鋼製吊へと生まれ変わるには、電気炉を通し精錬、連続鋳造され鋼片となり、加熱炉と圧延機を通って鋼材となります。ARJESインパクタ が導入される前 は、ダライ粉は前処理なしの状態で加工されていました。それをリフティングマグネットで吊り上げ てスクラップバスケットに積込み、その後、炉蓋を開けてバスケットの底を炉上で開放することで、ダ ライ粉は電気炉の中に投入されます。

AR」ESインパクター導入後、粗破砕をすることによりダライ粉の粒度が細かくなり、かさ比重が増え、投入効率や電 炉の充填率が向上し、結果として生産能力が上がりました。

作業スピードが上がり、電気代削減にも貢献。

鉄鋼業は、鉄を高温で溶かすために非常に大きなエネルギ が必要になります。電気炉は廃ガス発生量が少ないと いったメリットもありますが、1kgあたり の製吊を溶解するために0.3~0.5kWhの電力を使うため、電気代は重要な経営課題です。

電気代は単に稼働時間だけではなく、 作業効率にも影琶をうけます。電気炉の 蕪が開放されている間に温度損失が発生し、再度炉内温度を上げる必要が有ります。これらの消費エネルギー量は電気炉の蓋の開閉回数や開いている時間に影響してきます。ARJESインパクター導入後は、粒度を細かくすることで作業効率が上がり、蓋の開閉回数が減り、電気代も削減できたとお喜びの声をいただいております。

JFE条鋼株式会社

https://www.jfe-bs.co.jp

JFE条鋼は、「人と地球に優しい鉄づくり」 を実現し、社会に貢献しています。
当社は、日本鉄鋼業の中核をなすJFEグループ唯一の電炉専業メーカーです。 数少ない国内資源のひとつである鉄スクラップを原料として鉄鋼製品を 再生産することで、循環型社会の構築に貢献しています。

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