飲料容器処理ラインを納入したお客様へ、ペットボトルの処理能力向上のため圧縮梱包機を増設
納入したペットボトル用圧縮梱包機
PPバンドで梱包したペットボトル
ペットボトル用の圧縮梱包機を納入いたしました。
お客様は、主に飲料メーカーから自動販売機で発生する空き缶、ペットボトルを引き取り、選別と処理をされていました。新しくスーパーで回収されたペットボトルを処理することになり、処理能力の増設を検討されていました。
以前、自動販売機で発生する飲料容器の処理ラインをフジテックスが設計・納入いたしました。それ以来、他のお客様の見学を受け入れていただくなどお付き合いをさせていただいており、今回増設のご相談をいただきました。
自動販売機で発生する飲料容器は、アルミ缶、スチール缶、ペットボトル、その他紙片などの異物も混ざっているため、選別プレス機で処理しています。選別したアルミ缶とスチール缶はそれぞれ別々にプレスして、インゴット化し、ペットボトルは、圧縮梱包機に投入して梱包します。
スーパーから回収するペットボトルはラベルが剥がれ、キャップが取られているものが多く、ほとんど前処理の選別が必要ありません。簡易的な作業テーブル台と圧縮梱包機が必要でした。
月間の発生量、稼働日、稼働時間を計算するとペットボトルの発生量がほぼ2倍になっていることがわかりました。以前納品させていただいた圧縮梱包機と、同等の処理能力がある2機種をご提案いたしました。
それぞれの特徴をご説明した結果、使い慣れた同機種の圧縮梱包機を納入させていただきました。
お客様の環境が変わったときに、今後も最適なご提案ができるように技術の向上に努めてまいりたいと思います。
投入した際に大きな異物は取り除きます。
コンベアでペットボトルを投入します。
キャップなど小さなものは別途排出します。
PPバンドで自動結束します。
ストレッチフィルムで梱包し、パレットで出荷します。