よくあるご質問

カットできない素材はありますか？

カットが出来るかどうかは、メディアの厚みや素材、硬さによって決まります。
極端にやわらかい素材や、硬い素材は切れないことがあります。
また、厚みは台紙も含めてフィルム系素材で0.3 mm以下、紙系の素材の場合は0.25 mm以下が目安となります。
（使用するカッティングマシンやカッターの種類によってカット可能な厚みは異なります。）

・高輝度反射フィルム
道路標識などに使われている素材です。光が乱反射するように小さなビーズなどが練りこまれています。刃は入りますが、刃こぼれを起こします。
・繊維が入っているもの
補強のために糸が入っている紙や和紙も繊維がはっきりしているので、この類のメディアです。刃先が繊維に引っかかり、正確なカットができません。
・表面が平坦でないもの（でこぼこのもの）
カット圧が均一にかからず、切り残しが起きます。
・2種類以上の素材を重ねた重ね切り
重ねた部分が滑り、紙詰まりが発生します。
滑り防止のためにのりを使うと、のりが刃先に付着し、スムーズなカットができません。
・金属
薄くてもカットできません。故障の原因になります。
・金属箔
カットできません。故障の原因になります。
・木材
カットできません。故障の原因になります。
・プラスチック
カットできません。故障の原因になります。
・段ボール
カットできません。クラフトブレードを使用してもカットすることはできません。
・プラ段
カットできません。クラフトブレードを使用してもカットすることはできません。

上記の場合でも、素材の種類や厚さによってはクラフトブレード ( オプション品 ) でカットできる場合があります。

カッティングフィルムをカットするのに台紙は必要ですか？

カッティングフィルムには剥離紙がついていて台紙の役割を果たすため、カッティング用台紙は不要です。
ただし、A4幅（210 mm）に満たない サイズ のカッティングフィルムや端材は直接ローラーで固定できないため、カッティング用台紙に貼りつけてカットする必要があります。

メディアを重ねてカットできますか？

カット中にずれてしまうため、 複数のメディアを重ねてカットすることはできません。
台紙に重ねて貼り付けたメディアもカットできませんのでご注意ください。

どんなメディアをカットできますか？

Silhouette CAMEO 4は、カッティングフィルムやアイロンプリントシートなどをカットすることができます。
また、ケント紙（157g/m2）、画用紙、はがきなど厚手の紙やプラ板もカット可能です。
オプションのカッターブレード（ロータリーブレードやクラフトブレード等）を使用すれば、布やフェルト、ウール、合成皮革などもカットすることができます。

ロール状のメディアもセットできますか？

ロールタイプのメディアはロールフィーダーにセットしてお使いいただけます。
また、ロールタイプのメディアをカットする際は次の点にご注意ください。
・巻き癖、切り揃える時の直角度、セットの仕方などの影響で仕様範囲内の大きさであってもうまくカットできない場合があります。
・カット動作時、メディアは大きく前後に動きます。この動きを妨げないようCAMEO 4本体は水平の台に置き、前後のスペースを十分に確保してください。
・床に置いて使う場合は、フローリングなどの硬い床材の上に置いてください。絨毯、畳など表面が柔らかく滑らかではない床材は、メディアが引っかかり故障の原因になります。
・長尺メディアをカットする場合は、カットする前に必ず操作パネルのポジションキーにてメディアを前後に動かし、メディアの端まで外れることが無く搬送できるかどうか確認してください。

カットできる厚さはどのくらいですか？

カッティングフィルム（高輝度反射フィルムは除く）は、素材0.1 mm以下（台紙含む厚さ 0.3 mm以下）のフィルムがカット可能です。
また、 フォト紙やスクラップブッキング 用紙は0.25 mm、0.5 mmまでの厚紙もカット可能です。
繊維が入っているもの、厚いものや平坦でないもの（でこぼこのもの）等は切れない場合があります。
布や合皮は、素材によってカットできる厚みが異なります。
メディアによってカット条件が異なり、中にはこの範囲内であってもカットできないこともあります。
必ず事前にテストカットをおこない、ご確認いただく必要があります。