福岡の外食企業の現場からSDGsに取組む

FJTパネルボードメディアの事例紹介

はじめに

国内でもSDGsに対して具体的な取組みをしている企業や団体が増えてますが、 地方都市や中小企業は限定的です。SDGsが共通言語となった今、持続的な成長のためには、 企業価値向上・競争力強化など、SDGsに取組んでいくことが求められています。 今回は福岡にて飲食店を経営をするMiコーポレーション様にお伺いし、外食企業でもできる具体的な環境への取組み、その先のマーケティング戦略について語ってもらいました。

目的意識を持って 業務を遂行

― 福岡を中心に46店舗もの飲食店を運営され ておりますが、社内で求められる役割は?

橋山氏:店舗運営に関連する機器の導入から管理などすべてを行っております。レジ、サーバー周りまで、電気を要する機器すべてが対象です。

中川氏:主に新規顧客の集客を担当しております。店舗で使うメニュー、販促物から、テレビCMやWEBサイトの制作・管理等を行っています。最近ではSNS運営に注力しております。 業務の守備範囲は広いですが、導入そのものを目的とせず、その先の目的意識をもって業務を遂行しています。 

コスト削減! 通常の看板製作の8分の1

― 最近の効果のあった店舗販促はどのようなことをされましたか?

橋山氏:当時の課題は、弊社が加盟したキャッシュレス・消費者還元事業の訴求で す 。消費税増税直後でしたので、とにかく店舗集客を増やすためのインパクトのある訴求方法を検討していました 。 そこで見つけたのが新看板素材の「FJTパネルボードメディア」(ノンアルミ複合板)です。 

FJT パネルボードメディア

―「FJTパネルボードメディア(ノンアルミ複合板)」はどこが良かったですか?

橋山氏:1つめは『訴求力 』です。外壁のような凹凸のある粗面下地にも簡単に綺麗に施工できるため、店舗の外壁スペースを活用し大きく訴求することができました。道路を走る車内からも目立ちます。 実際にお客様からも看板を見て来店したというお声も頂いており、通常の販促物ではそのような具体的な反響があるのは稀です。計測こそ難しいですが、訴求効果はかなり大きかったと感じています。

デジタル戦略室室長 橋山 仁一 氏

デジタル戦略室室長 橋山 仁一 氏 店舗運営に関連する情報機材(電気が通る ものすべて)の選定から導入・管理を担当

2つめは『コスト面』です。通常の看板製作の8分の1に抑えられました。 通常の看板だと制作費はもちろん、職人による施工費などで大きな負担になります。かつ全店舗となると膨大な費用になります。 FJTパネルボードメディアであれば、誰で も、簡単に、綺麗に施工ができる素材ですので、外注せずに店舗のスタッフで施工することができ、大幅なコストカットができました。

さらに軽くて丸めることもできるので運搬コストが安くすみます。本社会議の際にエリアマネージャーや店舗マネージャーに配布することもできます。3つめは『スピード』です。全店舗に設置するとなると制作から施工が完了するまで1か月以上かかります。

FJTパネルボードメディア」だと、制作物の納期も断然早いですし、施工時間もたったの10分ほどで完了するため、スピード感をもってキャンペーン展開できました。機会損失も防げたと思います。オペレーションも本当に簡単だったようで、店舗マネージャーから施工方法について質問やトラブルはありませんでした。 4つめは環境にやさしい『eco素材』です。

eco素材が新しい視点を与えてくれた

―eco素材と聞いてどう思われましたか?

デジタル戦略室 中川 郁雄 氏 SNS等を活用した新規顧客の集客やリピー ト促進、WEBサイト運営を担当

中川氏:新しい切り口でこれからの時代に必要な素材だと思いました。 飲食業界もプラスチック製ストロー問題、食品ロス削減など様々な環境問題がありますが、一部の大企業が取り組んでいるのが実情で、事例も少なく高いハードルを感じていました。

しかし、今回のeco素材はこれからも現場に求められるアナログ販促物に使用できるものとして非常に期待しています。 「FJTパネルボードメディア」は資材をリサイクルできて、これまでの看板(アルミ複合板)の廃棄量と比べて大幅に削減。焼却時に有毒ガスも出ずにCO₂削減など環境への負荷も軽減できます。

導入によって社会課題解決に少しでも貢献できるのではと、思いました。
これまではeco=金額が高いことが多く、高級品のイメージがありましたが、「FJTパネルボードメディア」は、ecoでありながら、これまでの看板サインよりも安くなるという点も大きいですね。

橋山氏:実は今年度から、攻めの姿勢で新しいことに挑戦していくという方針になり、部署名がシステム企画室から「デジタル戦略室」になりました。そういったことも導入の後押しになりました。

中川氏:新規顧客の集客のためにSNSはもちろん飲食店ではあまり例がないAR、VRなどの最先端技術を活用した取り組みも提案し、実現していきたいと思っています。 そういった活動を訴求するにはアナログならではの表現がこれからも必要になってきますので、FJTパネルボードメディアを積極的に活用していきたいと考えています。

地方企業だからできる環境対策へ

― 今後のどのように環境対策に取り組む予定でしょうか?

中川氏:縦割りの企業なら「コスト削減できたね」で完結していると思います。
しかし、橋山と私も業務の守備範囲が広く連携できる強みがあります。この活動を現場だけの一過性に終わらせず、連携、継続し、環境対策を会社のPRや広報活動へ繋げて企業価値の向上やブランディング、来店動機へつなげていければと思います。

橋山氏:今回の「FJTパネルボードメディア」で環境への取り組みへのハードルがグッと下がりました。販促、生産性、環境、PRの面で新しい武器ができたと思います。 飲食店で美味しい料理を提供するのは当たり前です。そのなかでどう付加価値を付け、知ってもらえるかを試行錯誤しなければ、お客様の選択肢の候補にもなりません。環境対策も1つの価値として感じてもらえることで、お客様へ選んでもらえる店づくりができればと思います。

Miコーポレーション様

Miコーポレーション株式会社 様

事業内容  福岡県を中心に展開するお好み焼チェーン「どんどん亭」を46店舗、 ファーストフード店「ドンドン・どんどんまるや」8店舗、 串焼き居酒屋「博多一番どり居食家」のフランチャイズ店6店舗の運営。
本社所在地  〒812-0015 福岡県福岡市博多区山王1丁目1番34号
HP  https://www.matsuishi.com/
SNS 【Twitter】https://twitter.com/dondontei_PR
【instagram】https://www.instagram.com/dondontei_pr/

製品紹介

FJTパネルボードメディア

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